オランダ留学!〜もんきちのアムステルダム滞在記〜

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zoom RSS 窃盗事件発生!(その1)

<<   作成日時 : 2004/11/28 11:03   >>

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 今週、僕が住んでいる留学生用アパートで窃盗事件が発生しました。アパートの玄関付近に「私のノートPC他が盗まれたの!何か情報を持っている人は教えてください。それと、怪しい人を迂闊にアパート内に入れないで!!」という張り紙があったほか、被害を受けた本人(階下のフロアに住んでいる女性)が、僕の住んでいるフロアにも直接聞き込みにやってきました。しかし当然といいましょうか、全く心当たりがなかったので、有益な情報は提供してあげられませんでした。

 実は入居してすぐ、9月半ばにもPCの窃盗被害を訴える張り紙があったので、このアパートではここ3ヵ月で2件の窃盗事件があったことになります。このアパートには一応、「アパートの玄関+各フロアの扉+自分の部屋の扉」のすべてに鍵があり、かたちの上では不法侵入に対して三重の警戒線があるわけです。が、少なくとも最初の二つを突破することはそれほど難しくなく、最後の一つも何回か侵入を繰り返していれば、突破に成功する(=部屋まで侵入し、窃盗をはたらく)ことが可能だとと思われます。なぜでしょうか?実はここにはやや意外な展開が待ち受けているのですが、順を追って説明していきたいと思います。

 まず、玄関の鍵からです。アパートの玄関から中へ入るには、

1 自分で鍵を開ける
2 各部屋の住人に鍵を開けてもらう(=玄関の外にあるドアホンから各部屋を呼び出し、各部屋にある鍵解除ボタンを押してもらう)

の2種類があります(一種のオートロックと言っていいのかな…?)。問題は2のケースで、僕も何度か遭遇しましたが、このケースで玄関の鍵が開けられることは結構多いのです。自分を訪問してきた友達を招き入れたり、郵便物を受け取る際はもちろんのこと、それ以外にも「うっかり鍵を部屋に置き忘れて外に出てしまい、中に戻りたいのだが開けてくれ」「訪ねてきた部屋が留守みたいなのだが、中で待ちたいので開けてくれ」などの理由で開錠を求められた場合も、2のケースとして鍵が開けられます。「そんな簡単に鍵を開けていいのか?」と僕も最初は思いましたが、これには一応理由があります。

 このアパートには、全部で60人ほどが住んでいますが、当然すべての人と知り合いなわけではありません。留学生用アパートのためか、住人の入れ替わりがわりと頻繁にありますし、自分の住んでいるフロア以外の住人とはあまり交流もありません。また、それぞれの部屋にはよく友だちなどが遊びに来ています。つまり建物内に見知らぬ人がいたとしても、その人が他のフロアの住人なのか、住人を訪ねてきた友達なのか、あるいは本当に「怪しい人」なのか、見分けがつかないんです。もちろん学生ゆえに住人は割と若い人が多いので、中年以上の人がいたら少しは目立つでしょうが、それくらいです。あとは国籍も多様ですし、「コイツ、目が少しやばいなぁ」と思っても、「ドラッグやってるんだろうな(よく知られているように、オランダではソフトドラッグは合法というか、黙認されている状態ですので)」くらいで、関わり合いにならないようにするだけです。

 このような事情は当然皆わかっていますので、いちいち訪ねてきた人が誰かを詳しく確認しません(本当は、わかっているからこそ確認しなくてはいけないのでしょうが)。上に挙げたような「うっかり鍵を部屋に…」や「訪ねてきた部屋が留守…」などをドアホン越しに言われたら、おそらく誰でも、相手が何と名乗ろうが、ほぼ確実に鍵を開けます。こうして、侵入者は第一の警戒線を突破します。また上述の通り、一たび建物内に侵入してしまえば、多少挙動不審でも「誰かの友達なんだろうな」程度に思われ、疑われることはほとんどありません。

 本筋からは少しそれますが、今回の被害者は「怪しい人を迂闊に入れないで!」と、至極もっともなことを言っています。被害者としては当然の要求でしょう。しかし、鍵を壊すなどの強引な窃盗事件等が発生しない限り、「同情はするけど、自分は部屋の鍵をしっかり閉めればいいや」という判断のもと、「怪しい人間を入れないための訪問者のチェックなんて面倒くさい」と思っている大多数の住人の意識が変わることは難しいと思われます。みんなここに一生住み続けるわけじゃない上に、「盗まれるほうも悪い」という風潮もありますしね。こう考えると、被害者の叫びも空しく、怪しい人は今後も建物内に侵入し続ける、ということになります。(つづく)

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ネットのセッティングについての情報ありがとうございました。参考に
させて頂きます。さて、その寮ってひょっとしてBで始まってDで終わる
名前ですか。以前、UvAにいたときにはB寮とP寮に滞在しました。
個人的にはP寮の方がよかったですね。まあフロアーメイトの巡り合わせ
の問題かもしませんが(詳しくは僕のプログに書いてあります)。
お互い安全管理には気をつけたいところですね。

移民研究者予備軍より
移民研究者予備軍
2004/11/29 08:45

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